原材料すべて与那国島産泡盛
こんばんは、わらしべです
わらしべは12月2日のエントリーにこういうことを書きました
どこかの酒造所で、完全県産の泡盛ってつくってくれないかな
わらしべが知ってる範囲内でそういう泡盛を知らなかったわけだから、こう書いたのですが
今日、コンベンションセンターでやっていた「離島フェア」に行ったところ
まさにその、県産泡盛、見つけちゃいました!
それが崎元酒造の「花酒 与那国 与那国米仕込み」です
にごり泡盛の「濁」などを出している、今、もっとも元気のある酒造所の一つである崎元酒造の新製品は
「与那国でとれた米」を使い「与那国の水」を珊瑚でろ過した「珊瑚水」を使って仕込んだ
完全に与那国産といえる花酒です
花酒というからには、もちろん60度です
ブースにいた人が「こだわりにこだわった」そうで
杜氏さんに無理にお願いして、試行錯誤しながら造ったと言ってました
すぐにその場で試飲させてもらったのですが
味は、まろやなかな舌触りで、すぐに口の中に甘みがパァっーと広がります
こういう酒をちびちびいくのもいいですよね
わらしべなんかは、水にこだわるというとすぐに「海洋深層水」を思い浮かべるのですが
蔵元の人に言わせると「海洋深層水は個性が強すぎて酒のバランスが崩れる」とのこと
だからといって、そこでいつもの水を使うのではなくて
珊瑚でろ過した「珊瑚水」を使うことでミネラル分を豊富に含んだ水をつかってまろやかに仕上げているそうです
いやあ、一手間も二手間もかけたお酒なんですね
さらに、箱の裏側には与那国の地図と観光案内が印刷されていて
こんなところまでこだわりが
この花酒は今年の新製品で
まだ酒屋にも並んでいない、今回の離島フェアが初お目見えのもの
限定5000本の中の1本を購入できました
今年の忘年会にみんなで飲むつもりだから
その時に詳しくリポートします!
ちなみに、タイ米を自家栽培して泡盛を造れないのかを聞いたところ
「タイ米を輸入した方がずっと安いから」という答えでした
数%の泡盛愛好家ために、そういうコストがかかる酒造りはできないんですね
残念ですが、いつかきっと、そういう酒造所がでてくるといいなあ
と思うのであります
「花酒 与那国 与那国米仕込み」 崎元酒造 60度 300ml 3000円(離島フェア限定価格)
関連記事